トイレのトラブルには大まかに言って「つまり」と「水漏れ」の2種類があります。このうち「水漏れ」は最初のうちはポタポタ程度からはじまります。ですので前兆といいますが、事前にある程度の予想はできます。ですが、「つまり」の場合は、ある日突然襲ってくる印象があります。
このように一般の人にとっては「つまり」は突然やってくるので前兆などないように思えます。しかし、実は前兆があるのです。ただ一般の人はその前兆を知らないので気がつかないだけなのです。「つまり」の前兆は、例えば水を流したあとにボコボコといった音がします。
または、水を流したあとの水位がいつもより低かったり高かったりします。簡単に言ってしまいますと、水位がいつもと違っている状態です。この2つを意識するだけでトイレの前兆を知ることができます。前兆がわかりますと、トラブルが発生する前に対応を考えておくことができます。
例えば、ラバーカップを準備しておきます。これだけでも心の余裕が生まれますが、さらにパイプクリーナーという道具も購入しておきます。これはホームセンターなどで千円前後で買うことができます。トイレの「水漏れ」は便器の中に少しの水がチョロチョロ流れ出るか、配管のつなぎ目から水がポタポタ落ちるかです。
前者の場合はタンクの中を見ると便器につながっているパイプの蓋がずれていたりしているのが見えるはずです。配管のつなぎ目からの漏れはネジを強く締めるから、つなぎ目に重なっているパッキンというゴム製の器具を交換することで修理が可能です。
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